商品開発本部商品企画課
私の希望は、「人の役に立つモノを企画・デザインする仕事に挑戦したい」という一点でした。大学ではメディアデザインを専攻していて、就活ではモノづくりを行っている会社をひたすら探していましたね。
そうです。私もスマホケースやフィルムは使っていたので、身近な商品を扱うメーカーだと思いました。それに中小企業というのも惹かれた点ですね。大手企業は一切受けないと決めていたので。
あくまで学生時代のイメージですが、大手ではどうしても組織のひとり、歯車のひとつになってしまうんじゃないかなと。そこで何年も誰かの指示に従ってアシスタント業務に励むより、一日も早く、自分なりの発想で企画・デザインできた方が成長も早いと思ったんです。また、社長や役員とも距離感が近い方が自分に合うと思っていたので、テレホンリースは希望通りの環境でしたね。
1年目は研修期間と言いますか、営業、購買、物流、フィットネスなど、ほぼすべての部署を経験しました。とはいえ第一希望はあくまで商品の企画・デザイン業務。配属要望を出し続け、会社側も真摯に調整に動いてくれました。そのおかげで、入社2年目を迎えたタイミングで現在のポジションへの異動が実現したんです。あの時は嬉しかったですし、本当に人間味のある会社だなと思いましたね。
そうですね。毛色の違う仕事ではありましたが、たくさんのことを学ばせてもらいました。例えば、モノづくりの詳細な流れもそうですし、フィットネス事業部で接客を経験したことで社交性も磨かれましたね。商品企画は他部署との連携が欠かせないので、元気な挨拶とかコミュニケーション力は大いに役立っています。
日々、商品のパッケージデザインに取り組みつつ、並行して新商品の企画提案も行っています。ありがたいのは、どんどんチャレンジの機会を与えてくれること。異動して2~3カ月目には「この商品パッケージを作ってみようか」とメイン担当を任せてもらいましたし、あらゆる商品ジャンルに携われるのも嬉しいですね。ただ、「いきなり大活躍!」とは行かず、最初はかなり苦戦しましたが(苦笑)。
初めは抽象的なデザインでも「カッコいい」とか「オシャレ」とか、世界観が感じられればいいと思っていました。けれど、先輩にデザイン案をチェックしてもらうと、「これじゃ商品の良さが伝わらないよ」と指摘されまして…。そこで先輩方と自分のデザインを見比べ、たしかにお客様目線が足りていなかったと痛感。それからは小さなパッケージの中で、商品の特徴や他との違いをいかにアピールして手に取ってもらえるかを常に意識するようになりました。こうした視点・スキル・発想は、実際に働かなければ得られなかったものですね。
お客様目線はもちろんですが、もうひとつは「面白い」と思えるかどうか。というのも、新商品の企画提案は毎週月曜日の全社会議で行われ、そこには社長をはじめ、あらゆる部署の社員が参加します。そして、社員のみんなが「これは面白い!」と盛り上がった企画だけにゴーサインが出されるからなんです。
おっしゃる通りです。一緒に盛り上がった社員はその後の工程も自然に協力してくれますし、業務負担や責任をひとりで背負い込むこともありません。自分のアイデアをもとに、みんなの力で売れる商品にブラッシュアップしていく流れは何よりも楽しいですし、会議の仕組み自体も素晴らしいなと思いますね。
もっともっとレベルアップして、いつかはラスタバナナのブランド力を向上させるようなヒット商品を生み出したいと持っています。そして商品開発やデザインに留まらず、マーケティング活動にも協力してブランドを育てていきたいですね。
私は就活当初、自分を良く魅せようと面接などでも取り繕うことが何度かありました。でも、それじゃ違うよなと考え、本音で話し始めたのが当社の面接でした。だからこそ内定を貰えたときは、「自分自身を認めてもらえた」と心底嬉しかったのを今も覚えています。ですから自分の芯を貫き、本音でぶつかって、自分の力を発揮したいという方は、ぜひ飛び込んできてほしいですね。
最近結婚をしたのですが、私も妻も大の犬好き。早速ラブラドールレトリバーの子犬を飼い始めたのですが、その子がとにかく可愛くて、夫婦そろって癒されまくっています (笑)。気づけば犬中心の生活になり、週末は毎週のように家族でドッグランへ。一緒に遊んでいるだけで、「明日からまた仕事頑張ろう!」ってパワーを貰っていますね。