メッセージ
代表取締役社長
加藤 義隆
テレホンリースのカラーを一言で表すとしたら、私はこう表現します。「いい意味で、ゆるい」。上司が部下を頭ごなしに怒ることも、仲間同士が数字ばかり競ってギスギスすることも、うちでは無縁です。新人もベテランも一緒になって、ある時は世間話で盛り上がり、またある時は仕事のアイデアをぶつけ合う。そんな、「楽しく働ける文化」を、社員みんなで大事に育んできました。
こうした環境にこだわる理由は、働く人にとっても、会社にとっても、ひとつの会社で長く働ける方が絶対にいいと考えているから。心身の充実や生活の安定はもちろん、技術やテクニックの習得に関しても、学べることの深さと広さが変わってきます。つまり、「ゆるさ」も、「楽しさ」も、広く社会で通用する人材に育つための重要な要素なのです。
会社は、いわば電車と同じです。それぞれの目的地を目指す中で、時には乗り換えることもあるでしょう。無事にたどり着けるなら、どんなルートでもいいかもしれません。けれど、焦ってすぐに乗り換えてしまえば、結局は遠回りになる。ちなみに、私もテレホンリースという電車の乗客のひとりです。ごく稀にスーツ姿で車掌を務める日もありますが、いつもは大体ランニングウェアで、若い乗客にも「最近どう?」と気軽に話しかけています。
どんな旅も、乗客同士の出会いを楽しんだり、距離感が近づいたりした方が気持ちのいい道のりになりますよね。それに、無意味に思えるような小さなコミュニケーションが、実は成長や活躍にも大きく関わってくるもの。何でも聞ける人は上司や先輩からとことん知識とスキルを吸収でき、何でも話せる人ほど自分のアイデアを発信して形にするチャンスが増えるからです。実際、20代の若手社員の声がヒット商品を生んだことあれば、フリーターから役員にまでステップアップしたケースもあるんです。
1年2年3年と成長や活躍を積み重ねていくと、次第に仕事そのものが面白くなり、気づけば熱中できるようになる。1日24時間のうち8時間が面白ければ、当然人生も充実していきます。何事もつまらない時は、時間が全然進まず時計とにらめっこになりがちですよね。そうではなく、会社にいるとあっという間に時間が過ぎるような、そんな有意義な時間を、これから入社してくる方々にもぜひ送ってほしいと思っています。
入社後の成長に期待しているから、特別な経験やスキルは問いません。はじめはやる気とコミュニケーション力があれば十分です。とはいえ、さまざまなポジションがあり、十人十色の個性が活かせる会社ですから、お喋りに自信がなくても大丈夫。チームプレイで何かに励んできた経験や、「仲間と声を掛け合いながら一緒に頑張ろう」という姿勢があれば大歓迎します。ぜひ、瞬く間に過ぎる時間の中で一人前に成長していきましょう。そして将来、次世代のテレホンリースを担う中心人物になってくれたら、これ以上嬉しいことはありません。